こどもみらい塾 代表 末木佐知さん

ママリブインタビュー:ママ紹介

こどもみらい塾 代表 末木佐知さん
横浜市生まれ。学習院女子短大卒業後、三菱商事に入社。在職中に人脈を広げ退社後に一流企業OL500人以上をとりまとめ、「丸の内OL研究所」設立。 女性のネットワークを構築する。 シングルマザーとして、子育てと仕事を両立し、2004年に認定子育てアドバイザーを取得。 15年前から取材活動を続けている“お受験ジャーナリスト”としても活躍。小学生の学童保育「こどもみらい塾」を2008年4月1日にオープン。2008年は出版プロデューサーとして、新人発掘、新作本出版なども行う。現在小学3年生の娘を持つ母でありながら、こどもみらい塾の運営だけでなく、学童コンサルタント活動も開始。さらに、講演・執筆活動など活躍中。著書『今さら聞けない アラファー解体新書』『お受験するかしないか決断できる本』最新刊に『0点ママの子育て迷走日記』(監修)などがある。

ブログ http://ameblo.jp/sueki813
こどもみらい塾HP http://www.kodomomirai.co.jp/

インタビュー特集

お母さんが安心して趣味や仕事に打ち込める環境を!

ママリブインタビュー こどもみらい塾は、働くお母さんが安心して子どもを預けられる場所を提供するために作られた学童保育の場。塾の中は明るく、広く、子ども達の書いた習字や手作りのものに囲まれている空間は温かみに溢れている。そんな空間の中で優しい笑みを浮かべ、インタビューに応じるのはこどもみらい塾代表、末木佐知さん。包容力に満ちた現在の末木さんの姿からは、娘が産まれる以前の「ボロボロになるまで毎日仕事付き合いに打ち込んだ」という姿は想像し難い。
その時々、オンタイムの課題に対し興味を持ちそれを解決してきたという末木さん。好奇心が強く、娘が産まれたころには、そのときのアイディアを活かして新生児のための便利グッズ開発にも携わった。そんな彼女がこどもみらい塾の構想を練り始めたのは、娘さんが3歳になったとき。学童保育における「小1の壁」というものを知ってからだった。
「小1の壁というのは、子どもが小学生まで育ったときに生じる学童保育の問題なんです。保育園から小学生に上がると、子どもを預ける時間や場所に制約ができます。子どもを長時間安心して預けられないから、両親は子どものために職場や働き方を見直さなければならない状況に陥ります。また、今までの学童保育は、18時までしか預かってもらえません。これが小1の壁というものです。働くお母さんにとって深刻な問題で、こういた自分の子どもを預けられない状態を何とかして打開しなければいけないと思いました」と自身もワーキングマザーだった末木さんは語る。
末木さんはこの現状を知ってから、長らく自分の娘や働く女性のためにこの小1の壁を破る必要があると考えていた。その思いが形になったのは子どもが年長の夏のこと。このころ、こどもみらい塾は3年間の構想を経て、事業計画書として世に出ていくこととなる。そして娘が小1のとき、働くお母さんのためのこどもみらい塾は設立された。「学童保育所が夕方6時で閉まってしまうなんて、働くお母さんにとってはあり得ないと思ってショックを受けました。しかしそうこう言っているうちに娘は育ってしまう。だから、私は国を待たずに自分で小1の壁を破ろうと思ったのです」と、当時を振り返り末木さんは話す。
子どもが楽しみながら放課後を過ごし、保護者も安心して仕事や趣味に打ち込めるこどもみらい塾は、頑張って働くお母さんに今こそ必要とされている。

ワーキングマザーとしての経験・人脈がみらい塾にも活きた

こどもみらい塾では多くの講師やスタッフが働いているが、そのほとんどがパパママ経験者である。「みんな子育て経験者だからそれぞれがきちんと親としての対応をできます」と、末木さんは笑顔で話す。
こどもみらい塾は、単なる保育機能だけでなく、頑張るお母さんを応援する仕組みをたくさん備えている。たとえば「よみ・かき・そろばん」等の子どもの学習基礎能力を育てるカリキュラム。「ワーキングマザーは、働きながら子どもを習い事や、塾に通わせることが難しい。そのためこどもみらい塾は、保育と学習の両方の良さを兼ね備える場所にしておきたかったのです」と末木さんは語る。
また働くお母さんが、(技術面、時間面の両方で)教えたくてもなかなか教えられない「デザイン(裁縫など)」や「造形」「書道」、「英会話」、「ピアノ」、「ゴルフ」といったカリキュラムも設置し、仕事に忙しいママに代わってみらい塾で様々なものを学べるようすることで、子どもにとっても良い環境を作り出している。
また注目すべきは末木さんの広い人脈から生まれた「6歳からのハローワーク」という授業があることだ。子どもたちに、仕事を知ってもらうために工場や会社へのお仕事の見学や講習を行う。これは子ども達に社会とのつながりを作ってあげたいという末木さんの思いから生まれきた企画だった。構成作家としても働く末木さんは幅広い人脈を持っており、そのつながりからこれらの企画を着想することが多いという。
また、みらい塾は、JR恵比寿駅から徒歩2分と駅からも近い立地にあり、子どもたちは自ら学校から直接みらい塾にやってきて、制服から普段着に着替えてリラックスした楽しい時間を過ごす。子どもによっては家で過ごす時間よりも、ここで過ごす時間のほうが多くなる。様々な近隣の学校から各2名ずつくらいの小学生が通っているが皆仲良く、ほとんど家族のような存在であるという。

働くことと育てることの両立

子育てで助けになった人はいますかと尋ねると、末木さんは「親戚が少なかったため、助けてもらったのはいつも友人でした」と答えた。「特に一番大変だったのは三泊四日の上海出張のとき。友人たちへ連絡をして、娘が寂しくならないよう、娘お泊り預けスケジュールを作りました。お互いには全く面識のない友人同士を突き合わせることもありました」 そのように忙しく働いていたときに比べると、現在はかなり余裕を持って生活しているという。「子どもと一緒の時間を過ごすことで、早起きや時間の管理がずいぶん良くなりました。子どもが産まれず昔の仕事を続けていたら、仕事付き合いによる昼夜逆転でぼろぼろな生活を送っていたかもしれないです」とも末木さんは語る。
また忙しい中、生活と仕事のバランスはどうしていますかという質問に対しては、現在は仕事とプライベートの境界がほとんどなく、忙しいと感じることはあまりないと答える末木さん。娘さんも仕事場(こどもみらい塾)で過ごしているため、仕事-生活という二律背反ではなく全てが一体になっているという。また現在、さらに新しいプロジェクトを作りそれを進行しているが、それも全くストレスにはなっていないようで、楽しそうに語る末木さんの姿は活き活きとして見える。

こども向けのデザイン学校を立ち上げる!

ママリブインタビュー こどもみらい塾館内で取材をさせてもらう中、目に付いたのは子どもたちが作った作品だった。つまようじのような小さな木を組み合わせて作ったやぐらや、子どもたちの習字があらゆるところで綺麗に並べられている。子どもたちが作ったにしては質の高い作品である。末木さんはさらに他のデザインクラスの作品を見せてくれた。デザイナーの先生に講師をしてもらっているという子どもたちの服飾デザイン原画は、大人が作るものと比べても何ら遜色のないものだった。末木さんは現在、お勉強ばかりで遊べていない子ども達に対し、楽しい勉強を提供することに興味があるという。今はこどもみらい塾内だけの課目だが、これから社会全体に広げた日本初子どものためのデザイン学校を作りたいと意気込みを話す。自分のその時々の課題を一生懸命解決してきた末木さん。彼女の今後の活動が私たちの社会にどのような喜びをもたらすのか、その動向を見守っていきたい。
インタビュー後の質問

Q:質問

いま一番やってみたいことは?(仕事・子育て以外で)

A:答え

舞台鑑賞。ミュージカルを見たい

Q:質問

健康や美容で気をつけていることは?

A:答え

食事に気を付けること。最近では人に体重変化を送る「レコードダイエット」で6kg減達成!

Q:質問

最近読んだ(観た)中でおすすめの本(映画)は?

A:答え

名門校の当時がかなり赤裸々に語られているところが面白いため、桐野夏生の『グロテスク』

Q:質問

お気に入りの一品を教えてください。

A:答え

ノンカフェインの穀物コーヒー「野菜い焙煎」。インスタントなので手軽に飲めるところがポイント!

Q:質問

気分転換の方法は?

A:答え

ボディメイクヨガ

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