モデル/「child at heart!」主宰 asacoさん

ママリブインタビュー:ママ紹介

モデル/「child at heart!」主宰 asacoさん
静岡県浜松市出身。高校卒業し大阪の大学へ進学、理学部を専攻。東京の大学へ編入し、デザインやグラフィック、油絵、インテリアなどを学ぶ。在学中にモデルとしてデビューを果たす。友人の紹介で出会ったご主人と結婚。2008年1月に長女を出産、2009年12月には長男を出産。第二子を妊娠中にグラフィックを学び、それを機にママにリアルな声を届ける、ママの毎日を応援する活動「child at heart!」をスタート。現在はファッション&ママ雑誌、CMなどで活躍すると同時に、ママ通信の発行をはじめ、子連れで参加できるワークショップの開催を手がけるなど、積極的に活動している。

child at heart! HP http://www.childatheart-asaco.com/
Milkブログ「Seven to twelve」http://milkjapon.com/blog/asaco/

インタビュー特集

いつも「正解」を探していた はじめての子育てに戸惑う日々

ママリブインタビュー これほど透明感のある女性には会ったことがないかもしれない。そんな印象を与えるモデルのasacoさん。話を聞かなければ、ふたりのお子さんがいるとは思えない。初めての子育てを体験し、自ら苦悩した日々を振り返ってみたとき、asacoさんと同じように初めての子育てをするママのために何かできることがあるんじゃないかと気づいたという。
「長女の里稔(りねん)を出産したときは29歳。まだ、周りの友達は結婚もしていなければ、もちろん出産もしていませんでした。実家も遠くで親にも頼れない、まだお出かけもできない時期なのでママ友もいないし、子どもを遊ばせる友達もいない状況で、家にこもってしまうようになったんです。もともと一人でプラッと出かけるのが好きだったのが、それもままならず。ネットで調べたりもしたのですが、いまひとつ欲しい情報に出会えなくて、今から思うと相当疲れていたと思います」

そんなasacoさんが知人のお子さんの誕生会に出かけることに。そこで初めてママ同士の会話というものを体験した。
「もちろん初対面ですし、悩んでいるなんてことは一切言いませんでした。3、4歳のお子さんがいらっしゃるママが会話の中で言ったんです、『こんなふうにやっておけばいいのよ』って。そこで気付いたんです。私はいつも正解を探していて、正しいことをしなければいけないと思い込んでいたんだと。もっといい加減でいいんだって(笑)。そのリアルなママのひと言にどれだけ救われたことか。」
この時の、このママのひと言が、asacoさんの子育てに対する考え方が変わるきっかけになった。そして、里稔ちゃんも保育園に通いはじめ、ママとしての生活も大変ながらも楽しめるようになっていった。

asacoさんのように、友達の中でいちばん先に結婚・出産を経験して、実家にも頼らず子育てしている女性はたくさんいるはず。どうしていいかわからずに困惑しているママたちのためにできることはないかと考え、"リアルなママの声"として自分の日常をブログで公開しはじめたのもちょうどこの頃だった。

将来を見据えて、デザインの技術を習得。 リアルなママの声としてママ通信を発行

待望の第二子を授かったとき、モデルの仕事以外に何か習得できるものはないかという思いがasacoさんに芽生えていた。
「モデルは、それほど息が長くない職業なんです。今はママモデルをさせていただいているけれど、妊娠を機に先のことを見据えて何ができるかを慎重に考えてみたんです。そしてたどり着いたのが、学生時代に勉強していたデザインでした。そこで、グラフィックデザインを学べる短期のスクールに通うことにしました」

asacoさんは習得したデザインのスキルを活かして、ブログをもとに一冊の本を制作。その情報をキャッチした人から「ぜひ読んでみたい」という声が多く寄せられたことにより、ブログで綴っていた内容を再編集して紙面化して配布することに。
「ちょうど長男・理財(りざい)を出産する2カ月前に第一号を発行しました。その頃私の周りでは空前の出産ラッシュ!嬉しさと同時に、出産して間もない頃の不安だらけだった自分の姿を思い出したのです。どんな情報よりもリアルなママの声に救われた経験から、私も新米ママの心の支えに少しでもなれたらと思うようになりました。そこで、ブログを再編集して発行することを思いついたのです」

こうしてできたasacoさんのママ通信「child at heart!」には、日々の育児生活やふたりのお子さんの成長の記録とともに、ママたちが本当に知りたかった、育児書には書いてないリアルな声が載せられている。子どもが風邪をひいたときに小児科に行くものだと思っていたけれど、実は耳鼻科では鼻水を吸い取ってもらえるとか、本当は毎日歯磨きしたほうがいいけれど、寝てしまったときはまあいいかと思うこともあるとか、ママが「なるほど!」「たまにはいいのね!」と思える要素が紙面から優しさとともに伝わってくる。
ママ通信はブログの読者である知人友人からさらに多くのママへと広がり、現在は約180部を発送。企画・編集から発送作業にいたるまで、すべてasacoさん一人の手作業だ。
「この活動は"ママの生の声を届けたい"という思いから続けているので、いくら手間ひまがかかっても有料にはしたくないという思いがあります。だからこそ、本当にこの号が欲しいとおっしゃる方に届けるようにしています。そして、送料をいただかない代わりに、もしご自宅で余っている切手があれば送っていただくようにお願いしています」

ママが子連れで気兼ねなく集える場を モノを大切にするワークショップを実現

asacoさんにはもうひとつママのためにやりたかったことがあった。それは、ママが気軽に集える場所をつくること。
「小さい子どもを連れて出かけるのは一苦労。またいろんなところで迷惑にならないか気をつかったり。だからこそ、気兼ねなく子連れでママが集まれる場所をつくりたかったんです」
何がいいかを考えていたところ、以前にワークショップに参加した経験から、子供服を再生するワークショップをすることに。
「成長と共に着られなくなる子供服に不満を持っていたんです、なんとかならないかって(笑)。そこで、参加したワークショップからアイディアをいただき、子どもの着られなくなった洋服をカバンに作り替えるとうワークショップを開催しました。エコと同時に、思い出深い子どものものを大切にしたかったのです。」

さらに最近のワークショップでは、いただきものでちょっと気に入らなかったという洋服などに刺繍をすることで復活させている。
「この刺繍のワークショップは、child at heart!の活動を通じて知り合った刺繍作家の方がきっかけになったんです。刺繍だと、子どもがぐずったときにすぐ手を放して、子どもの相手をしてあげられるし、ちょっとした隙間時間でも手を動かせるんですよね」
このママ通信、ワークショップを通じた人のつながりから、child at heart!とはまた別の、ビジネスへとつながる新たな活動が始まろうとしているそうだ。

育児のスタイルは家庭によって違う。 夫と一緒にする育児が好きで、楽しい

ママリブインタビュー こうして人との出会いで、新たな道を一歩ずつ拓いてきたasacoさんだが、その活動を誰よりも近くでいちばん支えてきたのはやっぱりご主人だ。asacoさんのブログには、よくご主人が登場する。ご主人のつくる料理が食卓に並んでいたり、家族でお出かけした様子などが語られている。
「主人は家事や育児に対してかなり協力的です。仕事で忙しくても、出社までの時間に里稔の相手や、理財のオムツ替えだったり、出来る範囲で協力してくれています。そんな優しい心遣いに頭が下がります。また育児だけでなく、精神面でも大きな支えになってくれているのかなって。海外での生活経験がある主人は、いい意味でとても大らか。私がオーディションに落ちたときも、楽天的なところにすごく救われています」
育児のスタイルは家庭の都合や価値観によっていろいろあっていい。asacoさんはご主人と一緒にする育児が好きだという。そして忙しい毎日の中、家族で過ごす時間がいちばんの気分転換になるとも。そんな夫婦の、そして家族のちょうどいい関係が、今のasacoさんを次へと動かす原動力になっている
インタビュー後の質問

Q:質問

いま一番やってみたいことは?(仕事・子育て以外で)

A:答え

ベリーダンス。モデル友だちがやっていて、とてもキレイでした。

Q:質問

健康や美容で気をつけていることは?

A:答え

毎日、鏡の前で自分の体をチェック、そして変化に気づくこと。

Q:質問

最近読んだ(観た)中でおすすめの本(映画)は?

A:答え

友人から借りた、世界の子ども部屋が紹介されたシリーズ。
子ども部屋づくりの参考になりますよ。

Q:質問

お気に入りの一品を教えてください。

A:答え

私の宝物は、日々綴っているブログ。いつでもそのときの気持ちに戻れます。

Q:質問

気分転換の方法は?

A:答え

家族でお散歩すること。

みんなに教える

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