『短時間でかわいいキャラ弁当』著者  菅原京子さん

ママリブインタビュー:ママ紹介

『短時間でかわいいキャラ弁当』著者  菅原京子さん
1977年、群馬県生まれ。高校時代に美術に興味を持ち、短期大学へ進学。短大卒業と同時に上京、ハウスメーカーに入社。1カ月ほど営業の部署に配属された後、広告宣伝部へ異動。入社6年後に結婚、その1年半後に出産を機に退職。以後、子育てをしながらフリーランスで仕事を続ける。お弁当づくりは現在7歳になる長男が幼稚園に通っていた頃からスタート。もともと料理は得意でないだけに、できるだけお弁当を楽しくおいしく食べてほしいという思いから、キャラ弁づくりへと発展。幼稚園のママの間でも評判になり、お弁当の記録としてブログを開設。そのブログが大人気となり、キャラ弁の本を発行。現在は5歳になる次男のためにお弁当づくりを続けている。

ブログ「短時間でかわいいキャラ弁当」http://ameblo.jp/kaerenmama/

インタビュー特集

料理が苦手でメニューも思い浮かばない 長男の幼稚園入園で、お弁当が日課に

ママリブインタビュー 子どもたちに人気のキャラクターを象ったお弁当"キャラ弁"で世の中のママたちから絶大な支持を集める"kaerenmama"こと菅原京子さん。さぞ料理が得意な方だろうとイメージさせられる。
「実は私、料理が苦手なんです。メニューも思いつかないくらい。それなのにキャラ弁を作っているのは、長男が通っていた幼稚園が、お弁当はお母さんの手作りでという方針だったから。ちょうど好き嫌いを主張しはじめた時期だったので、野菜が苦手な長男に、何とか野菜を食べてもらう工夫をするのに一生懸命でした。たとえばちぢみに入ったニラなら食べてくれるので、青いお弁当箱に茶色いおかずを入れたら、あまりにも彩りが悪くなって(笑)。そこでテレビでよく見るキャラクターにしてごまかしたのがキャラ弁の始まりでした」

こうしてはじまった菅原さんのお弁当づくり。最初は力を入れすぎて、失敗することもあったとか。
「幼稚園児が食べる量って限られていますよね。でも最初はとにかく栄養バランスと見た目を重視して、ついたくさん作りすぎてしまって...。それで長男はお弁当の時間に全部食べきることができず、楽しいはずのお弁当の時間がつらい時間になってしまっていたようです。そこで幼稚園の先生に言われたのが、最初はお弁当を食べることに慣れていないので、いつもより少ない量で、好きなものだけを入れること、そして完食できたという達成感を与えることでした」

好き嫌いの多い長男が好きなものという限られた食材のなかで、毎日どう楽しんでお弁当を食べてもらうかを考えて思いついたのが、動物やいろんなキャラクターのおにぎりだったとか。
「毎日いろんなキャラクターのおにぎりを作ることで、同じ食材を使っていても変わり映えがします。長男も楽しく残さず食べることができて、お弁当の時間が楽しくなったようでした。それからは、『今日は○○をつくって...』とリクエストしてくれるようになって。苦手だったトマトなども飾りでひとつだけ入れると、残さず食べてくるようになったんです」

毎日のお弁当の記録をブログで公開 誰にでも作れる簡単なキャラ弁が人気に

幼稚園一年目の秋には、お弁当の記録としてブログをスタート。毎回お弁当の写真を載せていると、それを楽しみに訪れてくれる人が増えていき、作り方を紹介するブログをもうひとつ立ち上げることに。
「いろんなキャラ弁を紹介しているうちに、作り方の質問コメントが増えてきたんです。そこで気が付いたことがありました。それは、キャラ弁は手間がかかって食材も無駄が出ると思っている人が多いということ。私が作っているのは特別なものではなく、誰もが近所のスーパーで買える一般的な食材で、朝の忙しい時間でもすぐ簡単にできるものばかり。それを伝えるためにも、アメブロで作り方をアップするブログを始めました」

さらに作り方を紹介すると、自分で作ったキャラ弁の画像を送ってきてくれる人が増え、ブログで紹介しきれないことから、クックバッドにも写真と作り方をアップすることに。
 「キャラ弁を作ることが最後の目的ではなく、そのお弁当を子どもたちが楽しく食べることが大切だと思います。そのためにも、作るのに手間がかかったり特殊な食材が必要だったりしては、お母さんが大変になってしまいます。だからこそ、私は誰にでも簡単に作れるキャラ弁を紹介しようと思ったのです」
アメブロをオープンしてから約半年で、ブログのアクセス数も飛躍的に伸び、サイト担当者の目にも留まったことから、キャラ弁の本を出すことに。今では本も三冊に増え、ネットユーザーだけでなく幅広い層のファンが増えている。

いつも子ども目線で、子どものことを大切に思いながら、でも、そのために無理をするのではなくできる範囲で楽しみながらやる。そういう子どももママもどちらにとっても幸せなことをやっていこうという思いは、菅原さんの子育てにもきちんと現れている。

子育てで大切にしているのは、 子供たち一人ひとりとの会話

菅原さんのお子さんは、現在7歳と5歳の二人の男の子。毎日、家事に育児に、自分の仕事と、一日がめまぐるしく過ぎていく。その中で菅原さんが一番大事にしているのは、やっぱり子どものこと。
「二人とも性格がぜんぜん違うんです。長男は、失敗すると立ち向かう気力がダウンしてしまいがち。だからこそ、ほめること、失敗しても道はひとつではないので、いろんな選択肢を与えることを大切にしています。次男は長男の様子をよく見ていて、つねに慎重。そして頑固ですね(笑)。二人とも違うからこそ、同じように接するわけにもいきません。忙しいからいつもできているとは言えませんが、子どもたち一人ひとりとの会話を大事にしたいと思っています」

特に小学生の長男は、帰宅すると、まず宿題、そして夜ごはん、お風呂、ここまで済ませるともう寝る時間ということが多く、次男もいることでなかなかゆっくりと二人で会話をする時間がとれなかった時期があったそうだ。
「以前、学校での様子を先生から聞いて、どうも心の消化不良を起こしているなということがあったんです。むやみにお友達とからんだり、なんとなく甘えが出ているというような感じで。私がまだ小さい次男に手を取られていて、私に甘えられないことへの反動が出ていたのでしょうね。それで二人の時間を意識してつくるようにしました」

菅原さんと長男の二人の時間のひとつに、本の読み聞かせがある。読み聞かせを始めたのは、長男との会話で、単語での会話はポンポン出てくるけれど、文章としての会話が少ないように感じたから。
「きちんとした文章でお話ができるようにと思って始めた読み聞かせですが、読んだ本のひとつが、小学3年生が母親を驚かせるために荒唐無稽な日記を書いていたのが、現実になるという児童文学の本『はれときどきぶた』だったんです。この本をきっかけに、長男が誕生日から絵日記をかくようになったんです。それを私に見せてくれるようになって...。さすがに嘘の日記ではなく、実際にあったことが書いてあるんですけれど(笑)。日記を読んでいると文章力の向上につながっているのが目に見えてわかるのがうれしいですね」

次男のお弁当づくりを卒業したら、 新しい分野へ挑戦。今はその準備期間

ママリブインタビュー 子どもと向き合う時間を大切にしながらも、自分の人生について真摯に向き合う。今のことだけで、いっぱいいっぱいになるのではなく、少し先のことに目を向けることで、今が今だけでなく将来の準備期間にもなると菅原さんは言う。
「今後もキャラ弁づくりは続けていきます。それは次男のお弁当を実際に作っているからです。もしかするとお弁当づくりを卒業すれば、キャラ弁を作り続けることはないかもしれません。その代わり、また別の新しい分野のことを始めたいと思っているんです」

もともとビューティにも関心があったという菅原さんは、以前、ネイルの勉強をしていたけれど、育児との両立に限界を感じて中断した。
「ネイルのことは新しい分野のこととして視野に入れています。一度やりかけたときに、ネイルの世界は奥が深すぎて、子育てをしながら徹底的に極めるのは難しいと実感したんです。それでも色のことやビューティーのことは興味があるので、今はまつげのエクステなどをやっています。子どもが小さいときは準備段階。仕事や子育てに忙しいときでも、精神的にも肉体的にも自分のメンテナンスだけは怠らないようにしたいものです」

まず子どものことを第一に考える。そうすると、自分の心と体が健康でなければ、子どもを大事にすることはできない。自身が幸せな気持ちであるとことが子どもたちの幸せに大きく関わると感じている菅原さん。子育て中のキャラ弁のさらなる展開に加えて、彼女の魅力や才能を活かした新たな活動も始まっているそう。多くのママだけでなく多くの女性を幸せにする彼女のこれからの活動に、大きな期待が寄せられている。
インタビュー後の質問

Q:質問

いま一番やってみたいことは?(仕事・子育て以外で)

A:答え

フランス語を習いたいですね。前世がフランス人だと言われたことがあって。
訳のわからないところの言葉をわかるようになりたいです

Q:質問

健康や美容で気をつけていることは?

A:答え

なるべく早く寝ること。息抜き、リフレッシュの時間をつくること。

Q:質問

最近読んだ(観た)中でおすすめの本(映画)は?

A:答え

私も子供たちも笑いのツボが同じだった3D映画『怪盗グルーの月泥棒』

Q:質問

お気に入りの一品を教えてください。

A:答え

iPhoneです。何か調べるにも、音楽を聴くにも、 子供のテンションを上げるのにも役立っています。

Q:質問

気分転換の方法は?

A:答え

音楽を聴くこと。音楽を聴いて、移動の時間に気持ちを切り替えます。

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